Rustでプログラミングコンテストに挑む
はじめに
Rustが素晴らしいので、腕試しにAtCoderに参加する方も多いのではないでしょうか?
いくつかのお作法をまとめてみました。
開発環境
macOS 12.5 Monterey
Apple M1 Pro
メモリ 16GB
Rustでの参加方法
こちらの、公式ホームページで仕様を確認しましょう。 特に、使用できるクレートを確認しておきましょう。 事前コンパイルも大事です。
Rustバージョン指定
Rust本体のバージョン指定はCargo.tomlと同じフォルダで次のようにします。
$ cd プロジェクトのフォルダ $ echo "1.42.0" > rust-toolchain $ rustc -V rustc 1.42.0 (b8cedc004 2020-03-09)
input!マクロで入力の手間を省く
Rustの入力処理は面倒ですが、これには2020年に外部クレートとして追加されたinput!
マクロを使います。
input!{ n: i32, m: i32, a: [i32; n], }
cargo-atcoder ツールで直接提出
cargo-atcoderは@tanakh さんによるRust での AtCoder ライフを豊かにするためのツールです。
このツールによりローカルで書いたコードをコマンドラインから直接提出できます。 また、testサブコマンドで提出コードをチェックをすることもできます。
$ cargo atcoder new abc123 $ cargo atcoder test a
提出方法は次のようにします。
$cargo at coder submit a $cargo atcoder status